高価な乳液よりも優れもの!ヒルドイドローションを病院で処方してもらった体験記
保湿剤として処方されるけれど、高価な乳液よりもすぐれものという、ヒルドイドローション。
上記のように医師のホームページにも書かれており
ネットでも一時話題になっていて興味津々でした。
ただ、病院でしか手に入らないというのがネックですよね。
もともと皮脂欠乏症からアトピー、湿疹にわたる治療で使われているので、個人的な理由では処方してもらえないんじゃないか?
と敷居が高いと思っている人もいると思います。
わたしの知り合いにも市販の代替え品を探したり、割高の手数料を払って海外から購入したりなんて方がいました。
慢性的に肌の乾燥に悩む人にとって少しでも良いものを使いたいという気持ちはわかりますが、そこまでするのか!って感じですよね。
そこで今年の2月の話になりますが、かかりつけの病院で実際に処方をお願いしてみました。
最初はちょっとドキドキしましたが、もらってみると、口コミで聞くようなあのしっとり感に感動しました。もっと早くもらっとけば良かった…
ヒルドイドローションの処方をしてもらうまでの体験談から使い心地まで、まるごとお伝えします。
診察&薬代など費用がどれくらいかかったのか、明細&領収書もつけておきますので
興味のある方は参考にしてみてくださいね。
病院でヒルドイドローションを処方してもらうまで
冒頭にもいいましたが、ヒルドイドローションは医薬品なので、ドラッグストアでは手に入りません。
通常皮膚科で使われているお薬ですが、内科でも処方されていると聞き、ちょうど花粉症の薬が必要でしたので、それと一緒に処方を頼んでみようと思い立ったわけです。
それでは早速その模様をお伝えしましょう。
・内科で受付
掛かり付けの内科へ行き、久しぶりでしたので、問診票に記入が必要。
おもな症状として私が書いたのは、「鼻炎、目のかゆみ、肌の乾燥」です。
鼻炎と目のかゆみは花粉症の症状ですが、肌の乾燥はヒルドイドローションのためでした。
受付のスタッフさんに、乾燥はいつ頃からか尋ねられたので、「昨年の冬になってから」と答えました。でも本当はずっと前から肌がカサついていたのです。
・診察~他のお薬を出されないかとドキドキ…
診察では、内科の基本的な喉と目のチェック、聴診器を済ませ、先に花粉症の薬を処方してもらいました。
診察はそれで終わってしまいそうでしたので、慌てて先生に声を掛けました。
「先生、手や顔の肌が乾燥しているのですが、乾燥肌にヒルドイドローションが効くと聞いたのですが…」とドキドキしながら言ってみると…
「そうですか、では、ヒルドイドを出しておきましょう」とすんなりOKが出ました!
その後、「ローションは液体ですけど良いですか?クリーム状ではありませんけど。」と尋ねられ、一瞬ためらいましたが、うわさに聞いていたのはヒルドイドクリームではなくヒルドイドローションだったと思い出し、「はい」と答えました。
「では、3本出しておきましょう。75gです。」
と、あっさり処方してもらえました。
1本25g入りです。
病気というほどの乾燥ではなかったですし、他のお薬をすすめられることもあるのではと心配でしたが、思い切って言ってみると拍子抜けしました。
ちなみにその時の処方箋はこちらです。
気になる薬価はどれくらい?
普通のお店とは違い、診察までの待ち時間がかかったりと手間がかかるのは否めませんが結局の所どれくらいの費用がかかるのか?というのが皆さんも知りたい事だと思います。
・処方箋の内容
花粉症の薬が併記されていますが、ヒルドイドローション75gが記載されています。
ちなみに、診察代は、1,050円でした。
乾燥肌だけだったらもう少し安かったのかも。
・薬局領収書
薬局はいつも待たされるので憂うつでしたが、今回はほとんど待たずに出してもらえました。どちらもよく処方されている薬なのでしょうか。
薬局の調剤代金は、2,000円でした。
花粉症の薬を差し引いてヒルドイドローション3本分を計算してみると、約500円になります。
ヒルドイドローションの添付文書に載っていた注意点と使い方
薬局では、ヒルドイドローションの使い方について説明を受けましたが、「うっかりやりそう」と思ったことが2つあったので記載しておきます。
1つは、振ってはいけないということ。
容器が手頃なサイズなので、使用前に混ぜるために振ってしまいそうですが、これはNGだそうです。
なぜなら、振ると結晶ができてしまうとか。そのままフタを開けて使うのが正解です。
もう1つは、冷蔵庫に入れてはいけないということ。
冷蔵庫に入れると長持ちしそうな気がしますが、冷えると固まるそうです。
常温で保管しておけば良いのですね。
注意点と使用量の目安の説明書もいただきました。
使い方としての目安は、両手で1円玉大位が良いそうです。
ヒルドイドローションを使ってみました
自宅に帰り、早速使ってみました!
処方されたヒルドイドローション3本はこちら。
チューブのヒルドイドクリームやソフト軟膏も目にすることがありますが、ローションタイプは容器が違います。
カサついてキメが粗くなっている手に塗ってみました。親指の根元が波打って見えるのが悩みです…
フタをくるっとひねって開けてみると、トロリとした乳液のようなものが出てきました。
手の甲に少し出し、ぷっくりとしたローションをじっくりすり込みます。
乾燥した小じわが目立たなくなりました。感触ももっちり肌に。
塗り始めはベタつく気がしましたが、すり込むとさらっと肌になじみ、しっとりした感触だけが残りました。
指の腹を当てるとピタッと吸い付く感じで、子どものプリプリの肌みたい!
これで1円玉とほぼ同じ大きさです。両手にすり込むとなるとけっこう量がありますので、じっくりすり込みます。
私は敏感肌で、化粧品によっては肌荒れを起こすこともあるのですが、さすが医薬品ですね、ベタつきや肌荒れを引き起こすことなく、肌になじんで保湿してくれます。
まとめ
これまで顔にも塗ってみましたが、カサつきやザラつきがなくなり、しっとりつるつるになったような気がします。これは、リピーターが多いといううわさも納得です。
病院に行く前は思った通り処方してもらえるか心配で弱腰でしたが、今では「私もリピートしたい!」と心から思っています。
ですので、次回は「あの薬またお願いします」と言うつもりです。
ただしこれはあくまで個人的な意見です。
実際には人それぞれお薬も相性があります。その意味でもやはり、個人で購入するより病院で診断してもらった方が副作用などのリスクも少ないのかなと思います。