乾燥肌に悩む人向けの化粧水
乾燥肌の人にとっては、保湿を重点的に行うことができるような化粧水を選ぶことで、乾燥肌を防ぐことができます。
さっぱりタイプかしっとりタイプで選ぶなら断然しっとりタイプを選ぶ方がお勧めです。
配合されている成分としては、水分を保つ働きがあるとされる、ヒアルロン酸や、水分を抱え込む働きがあるとされるセラミドなどが配合されているような化粧水を選ぶと良いでしょう。
セラミドが配合されている化粧水は比較的値段が高く販売されている物が多いのですが、乾燥肌対策にはとても効果があるとされています。
ヒアルロン酸やセラミドが配合されているからといって、すぐに乾燥肌が改善するわけではありませんし、必ず自分の肌に合うという保証はありません。
肌はターンオーバーを繰り返し、綺麗な皮膚が再生されるわけですから、新しい皮膚が再生された時に、乾燥していない綺麗な皮膚になるようにすることが目標です。
肌の再生までには早くても1か月以上はかかります。ですから、継続して乾燥対策を行わないと、次に生まれてくる肌の層が乾燥している肌となり、乾燥肌を改善することができないのです。
ターンオーバーは早くなれば良いわけではありません。遅ければくすみの原因となりますから、正常なターンオーバーを目指しましょう。
ストレスや生活習慣によってもターンオーバーの速度は変わるとされていますが、次に生まれてくる角質の準備がしっかりと整ってから再生されることできめ細かい肌になることができるのです。
化粧水と乳液の違いとは
同じスキンケア用品の中に、化粧水と乳液があります。
どちらも保湿をするために必要なアイテムとなっていますが、化粧水と乳液は2つで1セットと言う感覚で使わなければいけない物となっています。
2つを一緒に使用することにより、化粧水で肌にたっぷりと水分を吸収させた後、乳液で蓋をして、水分を閉じ込めるという役割になっているのです。
夏場は特に化粧水だけで乳液はべたついて汗が出るから使いたくないと言う人もいるのですが、化粧水だけでは肌へたっぷりと水分を与えたとしても、蒸発して、外へ出て行ってしまうので、化粧水の効果を長く持続することはできません。
夏の肌は汗をかいていることが多いため、乾燥に気がつきにくいのですが、涼しい季節になると、夏場に保湿を怠っていた人は特に、肌が乾燥して白くなってしまったり、洗顔後に突っ張るということが起こりがちです。
涼しくなってから急に保湿を行うよりも、暑い夏場でも、化粧水をたっぷりと吸収させ、乳液で蓋をすることにより、いつでも角質層は水分で満たされることになりますから、秋口になり、急激に乾燥が進んでしまう事はありません。
夏場の乳液が苦手な人の場合さっぱりタイプに変えるだけでも使わない場合とは全く違う肌となりますので、季節によって、乳液を使い分けるのも良いでしょう。
最近ではオールインワンゲルを販売しているメーカーも増えてきましたが、肌にピンポイントに効果があるのは化粧水と乳液の使用になります。