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悩み別!日本人のニキビ跡ケアに効果的な成分とは?

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二キビ跡の悩みを抱える人たちは世界中におられますが、なかでも日本人は肌トラブルに神経質であると言われています。

特徴的なのは日本人のニキビに悩む人たちの人口は世界の中でも少ない国であるにも関わらず、ニキビケアの市場はとても大きく成長しており、皮膚科やクリニックへの外来治療数も年々増えているそうです。

そこで、海外とわたし達の国ではスキンケアにどういった違いがあるのか?
実際に身の回りで使用されているニキビ跡に効果的な成分や使い方をピックアップしてみました。

■ニキビ跡には大きく3つの種類へ分類されます。

まずニキビ跡と言っても症状には個人差があります。大きく分類すると3つに分かれますので、ご自身のニキビ跡タイプとケア方法を知る事が重要になってきます。

―赤み・紫色を帯びたニキビ跡―

ニキビは出来ないのに肌表面の表皮が赤みや紫色を帯びている状態です。

これは要注意です!ニキビが出来た部分の細胞が炎症を起こしたままの状態となっています。

逆に刺激に敏感ですぐに炎症を起こしがちな皮膚だといえるでしょう。主なケアは、肌細胞の生まれ変わりであるターンオーバーを正常に戻し、元気な細胞へと整えるだけで赤みは自然とおさまってきます。

―シミ?ニキビ跡?茶色く色づいてしまったニキビ跡―

ニキビのダメージからメラニンがたくさん作られて色素沈着に。

肝斑と違い皮膚トラブルによる色素沈着ですので、美白効果のあるスキンケアで表皮細胞内に残されているメラニンにアプローチし、ターンオーバーを繰り返せば少しずつですが薄くなってきます。

―お肌表面に凹凸(クレーター)が出来てしまっているニキビ跡―

通常にニキビとはお肌表面の角質層部分で起こり、ケア方法が悪ければ跡となっていくのですが・・・。

凹凸の出来たニキビ跡はニキビによるダメージが表皮よりもさらに下にある真皮層までダメージを受けています。

この凹凸は、皮膚の防御作用が働きニキビが出来た部分に固い壁が出来る事で凹凸となっており、柔らかい表皮とふっくらとした真皮層を取り戻すケアが必要になります。

時間はかかりますが有効とされる化粧品などが現在は発売されているので凹凸が消えるのも当たり前の時代になるのかもしれませんね。

■日本でのニキビ跡ケア方法

世界で最もニキビケアに手間と時間をおしまないと言われている日本人。

ニキビ跡の悩みはとても深く、何としてでも治したいという気持ちが強いのでしょう。

日本では化粧品以外に皮膚科の推奨や、クリニックなど様々な方法があります。

主に、ニキビ専用のスキンケア、ピーリング、レーザー治療、皮膚再生治療、イオン導入、フォトフェイシャル、漢方薬など、また聞きなれないかもしれませんがターンオーバーを5日で行うというハーブセラピーも効果的なようです。

―ニキビ跡に効果的なスキンケア成分とは?―

日本でのスキンケアは、薬事法のもと使用しても良い成分、使用できない成分と厳しい規制が行われています。

認可された成分とその規定量についても細かく定められており、販売されているスキンケアは皮膚への安全を考慮された商品とされています。

そのなかで、ニキビ跡への効果が期待出来る成分をご紹介いたします。

効果のある成分は、
ビタミンC誘導体、
APPS、
ビタミンA、
ビタミンE、
ハイドロキノン、
プラセンタ、セラミド、
グルチルリチン酸ジカリウム、
アミノ酸、酵母などがあげられますが、特に効果に期待できる成分は以下です。

APPS・・・ビタミンC誘導体の100倍もの浸透力持つと言われるパルミチン酸アスコルビルリン酸3Naの略です。

水溶性ビタミンCと油溶性ビタミンCの両方の効果を持つビタミンCです。

美白効果、
ターンオーバー促進、
キメを整える効果、
活性酸素の除去、

真皮層にある繊維芽細胞を活性化しコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンの増加に期待ができ、ニキビ跡の凹凸ケアにはかかせない成分です。

ハイドロキノン・・・美白効果(皮膚への漂白効果)では、世界でNo1の医薬品です。

アメリカではニキビ跡治療薬や美白治療薬としても最もポピュラーな成分です。

日本では、2%までなら化粧品への配合が認められており、以上であれば医師の処方箋が必要です。

ただ、副作用の可能性も指摘されておりヨーロッパでは認可されていません。

プラセンタ・・・胎盤エキスとも呼ばれますが、化粧品では豚や馬などから摂取し使用されています。

主に美白効果、血行を促進する事から細胞分裂を促しターンオーバーを促進、抗炎症効果などがあげられます。

セラミド・・・細胞と細胞をつなぐ細胞間脂質の働きを行います。

細胞と細胞を密着させ高い水分を保持する事から、お肌表面のキメやターンオーバーの促進に有効です。

グリチルリチン酸ジカリウム・・・抗炎症効果に優れている成分で、敏感肌の方の使用もおすすめです。ニキビ跡の赤みがお悩みの方には最適です。

酵母・・・自然界に存在する酵母から生成された酵母エキスは、肌細胞のトータルケアに期待が持てる成分です。

酵母の持つ力は、アミノ酸やミネラルなどを科学的に生成できないバランスで持っており、特に皮膚細胞の修復効果は使う価値ありです。

【まとめ】

ニキビ跡の症状・悩み効果的な成分
赤み・紫色を帯びたニキビ跡グリチルリチン酸ジカリウム、セラミド、酵母
シミ?ニキビ跡?茶色く色づいてしまっているAPPS、ハイドロキノン、プラセンタ、酵母
お肌表面に凹凸(クレーター)が出来てしまっているAPPS、ハイドロキノン、セラミド、酵母

■海外においてのニキビ跡ケア方法

海外の中でもニキビ人口の多いアメリカでは、ニキビ肌は一般的な肌タイプと考えています。

若い世代の思春期に起こるニキビより大人ニキビの方が多いとか。

ケア方法ではスキンケアとともに皮膚科へその部分だけの治療に通われる方が多く、ニキビが出来れば皮膚科へ通う事は一般的です。

そこから見えるのは、ニキビ跡になる前に完治させる事が重要という意識が強く感じられます。

―スキンケアではー

スキンケアで効果的とされる成分はハイドロキノン、過酸化ベンゾイル、サリチル酸、レゾルシンなどです。

主に菌の繁殖を防ぎ、表皮を柔らかくする成分です。日本でも規定の配合率で認可されている成分もございますが、過酸化ベンゾイルは漂白作用が強すぎて日本では認可されていません。

また、最新テクノロジーを駆使し開発されたドクターズコスメも人気のようです。

―皮膚科での治療―

主なニキビ跡治療は皮膚科専門医へ相談の上で治療が多いようです。

ニキビ治療薬(塗り薬)、ホルモン剤、抗生物質などを用い、肌表面にニキビが出来ない体質改善を同時進行しながらケアする事が一般的です。

また、レーザーでの治療も進んでおりニキビが出来る毛包を取り除いてしまう治療もあります。

―市販の外用薬シリコンジェル―

市販の治療薬の主流は、ニキビが終わりニキビ跡へと変化する時は必ず皮膚細胞が固くなり始めた時のアプローチです。

主なものは皮膚を柔らかくし肌内部を守るスカージェルなどのシリコンジェル外用薬です。

簡単に言うと、シリコンが皮膚再生を促進しニキビ跡を目立たなくしていきます。ケロイドや皮膚の裂傷などにも広く用いられる成分です。

こうして見ると日本と違い、海外では強めの薬品や施術による徹底したニキビ跡にしないケアが主流となっています。

まとめ:

ニキビ肌が多いアメリカと日本を比べてみると、ニキビケアの考え方が違うような気がします。

わが国ではニキビが出来ると毎日の洗顔にフォーカスされがちですが、アメリカでは積極的に皮膚科へ通うところは本当に大きく違います。

ニキビへの関心度は見習いたいところですが、敏感肌の多い日本人の肌へは少々不安が残るケア方法のようです。

従ってわたし達には、自分の肌タイプの為に開発されている成分が最も安心できると納得しました。

 

 

 

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